2010-01-01から1年間の記事一覧

家族よりも弧族

無縁社会から弧族だという。私は無縁社会も弧族も好きである。頭の悪い人たちと一緒に仕事をしている。頭が悪くならないと英語が喋れないそうで、英語が喋れなくても頭の悪い人は居る。生活のため、お金を稼ぐためには多少、我慢しなくてはならない。 個人的…

大晦日の朝に

1年の括りであると同時に10年の括りでもある。平成23・2011年は新しい10年のスタートでもある。私の両親は二人とも73歳で死んでいる。私もこの10年でその歳を迎える。 内面の心境は14歳だが、見た目は還暦を過ぎた老人で、人間、見た目が勝負なので、さて?

10年を振り返って

デイキャッチで小西克哉さんが、「欧米では21世紀のゼロ年代を総括している」と、自分なりにアレンジした10大ニュースを紹介していた。10.ヒトゲノム解読 9.借金予算 8.ニューメディアの台頭 7.ブリークス・新興国の台頭 6.日本人の劣化 5.オバマ…

1年を振り返って

東京に来て36年になる。東京10年、川崎18年、横浜8年、最初の半年は練馬・富士見台に住んでいた。梅が咲き、桃が咲き、桜が咲いた。自然豊かな田舎だった。 後、渋谷、五反田、戸越と独身時代、家庭を持って、中目黒・久が原へ移った。独身時代の移動は寮だ…

冬至の多摩ニュータウン

警備員になって、約4年間、多摩ニュータウンで仕事だった。平成11・1999年12月14日から平成16・2004年1月まで、年末年始の巡回警備を5回やった。 昨日はそのニュータウンで仕事、昼休み大きな公園で裸木とその向こうに広がる青い空を眺めて過ごすことが出…

老人記念日

12月17日から膝の治療が始まった。平成15・2003年のことで、7年も前のことになる。55歳、以来、週に数回駅近くの整形外科に通うことになった。 それまでは仕事の後、1、2時間の散策が楽しみだった。当時、多摩ニュータウンで仕事だったので、里山散策、ま…

今、ここに生きているということ

呼吸をしているというのは楽しいことである。お茶を飲んでいるのも楽しい。ブログに文章を書いているのも楽しい。ラジオやネットで情報を得る、これも楽しい。 今、ここに生きているということを日々、確認している。

自殺願望と自殺衝動

私には自殺願望はないが、自殺衝動はある。高校時代からで、電車に飛び込もうという衝動である。で、電車待ちの時にホームの最前列には立たない。この45年ほどそうしている。死ぬことに吝かではないが人に迷惑をかける。 仲の良い2つ年下の従妹がいたが、彼…

若者達の生活共同体

若者達が共同生活を始めているという。ニートの次の世代である。どういう結果になるか?

コレクティブ・ハウスについて

最終的には人間関係である。いくらシステムを作っても、そこでどういう人間関係を作り出せるか? 最近、コレクティブ・ハウスという運動があるという。企画は素晴らしいと思うのだが、現実はどうだろうか? 永住型と漂流型に分かれると思う。警備員でも常駐…

沖縄の独立と人間の自立について

シュタイナーが社会三分節化理論を提唱した。そこでロシア革命を批判し、ヰルソンの国際連盟を批判した。ヨーロッパという先進国からみるとロシア・アメリカは後発の国で、英仏の世界支配に対して、それを超えるだけの「何か」を示さなければならなかった。 …

北朝鮮が崩壊しない理由について

檀君神話というのがある。高麗という国が朝鮮半島の正統な国であるということを証明するための神話である。これが成立したのが元によって痛めつけられた時代で、それを跳ね返す、その根拠となっている。首都がピョンヤンである。諸外国に散らばった朝鮮民族…

食事は誰が作る

昨夜の久米宏、新日本人の食卓、大変面白かった。70〜75歳の主婦達、娘達に料理術を伝授しなかった。これは家庭における女の役割、台所からの解放を画策、少なくとも、潜在意識にあったのだろうと思われる。 食事は食べる人が作れば良い。

私の言語環境について

私の家系、世代間で言葉が違う。父は沖縄、沖縄の祖母は沖縄・本部の言葉を喋った。私が中学のときに大阪で会ったが、さっぱり分からない。 父は13歳で大阪にやってきた。小学6年の夏休み、遊びに来て、大阪に居ついた。大阪の小学校に転入、あと2年高等小…

「下流社会」を読む

三浦展・あつし・「下流社会 新たな階層集団の出現」光文社新書・平成17・05年9月20日を読み始めた。この本は娘が買った本で、その娘は結婚して、本棚には村上春樹をはじめ、私が読みそうにない本が残っている。 三浦さん、昭和33・1958年新潟生まれ、大学は…

「琉球自治共和国連邦」独立宣言

友人からコピーが送られてきた。「琉球自治共和国連邦」独立宣言だった。今年の慰霊の日に発表されたもので、松島泰勝さんと石垣金星さんが呼びかけ人になっている。 この石垣さんとは会ったことがある。21年前のことで、ある霊界研究グループと沖縄に行った…

同人誌で小説を書いた体験から

15年ほど同人誌に寄稿していた時期があった。別に文学少年ではなかったし、自分で小説を書こうと思った事はなかった。ところが、ひょんな事から45歳を過ぎてから小説を書いた。 小説には男も女も登場する。男は普通に書けばいい。女をどう描こうか? 身近な…

共存共貧について

栗原康さんの「共生の生態学」を読んだ。共存共貧についてある実験が紹介されていた。養分が豊富な培養液より不足気味の培養液の方が生態系が維持されている。養分が豊富だと強いものが一人勝ちをして、共生という生態系を壊してしまう。生物において独り勝…

狂牛病の原因

栗原さんの生態学から牛の胃袋に恐竜・中生代以来の微生物がいて、牛と共生関係を作っている。そこへ人間が家畜として牛を飼い、また、栄養価の高い食物を与えたことから、牛の微生物との共生関係を壊してしまった。これが狂牛病の要因となった。 牛が哺乳類…

反省のメディア・クレーマー

メディアのルーツは忍者である。ラッパと言った。戦国時代、噂を流して敵地を混乱された。この技法、中国がお家芸であるが、日本でも戦国時代、実践的に発達した。 これが最も効果を発したのが日露戦争だった。大ロシアがボディブローで革命まで起こってしま…

共有・連携・献身

鶴見和子は「内発」と言っています。欧米人は契約・外からの戒律、「始めに言葉ありき」の世界です。日本人はこの感覚に馴染めませんでした。キリスト教が日本で多数派になれない理由はこの「内発」体質から来ています。 ことば・で伝達する事は出来ません。…

共存共貧を考える

共存共貧とは生態学からの言葉であって、原点確認が必要であるが、正解(栗原康「有限の生態学」岩波新書・1975)を見る前に自分なりの答案を作成するのも意義がある。外れていれば、それはご愛嬌として笑っていただこう。 江戸時代、鎖国をしていた。ある意…

分かった・という・早とちり・について

言葉で意味を伝えるのは難しい。「共存共貧」という言葉を知った。しかし、その意味内容、推測は出来るが、その真意を理解するのは難しい。私の手持ちにレビ記25章の「ヨベルの精神」という言葉がある。これと「共存共貧」が全く「=」では結ばれない。あく…

膝治療8年目

膝を痛めたのは平成15・03年10月ごろだったから、マル7年が経った。8年目に入る。 その痛めた頃と比べると今はほとんど治っているが、リハビリ治療に週2〜3回通う必要がある。リハビリ治療が生活の一部になっている。整形外科は治らないとよく聞いていた…

神嘗祭と新嘗祭

神様に収穫した穀物を供え物として捧げる祭、それが神嘗祭である。2か月後の卯の日に相嘗祭と新嘗祭を行う。今年は今日10月24日が神嘗祭、12月7日が相嘗祭、12月19日が新嘗祭となる。 12月21日、皆既月食がある。 明治以降、旧暦から新暦になって、神嘗祭は…

今ここにはたらく神を実感すること・について

神道が宗教であるか? どうか? という議論がある。 宗教には教義が不可欠で、しかし、神道には教義がない。「こと・あげ・せず」と・言葉での弁明・言い訳・を不謹慎・はしたない・というセンスである。だから、裁判は馴染まない。 集団にはたらく空気を神…

哲学とは排泄物

大腸には脳とは別系統の神経が備わっているという。腹が据わっているという表現があるが、これは大腸にある神経を指しているのであろう。口から入った食物が消化・吸収されて養分となり、残りは大腸で便となって排泄される。 この便は狗や豚の食物になったり…

アメリカ救済計画

アメリカの破綻が近々訪れるであろうと予測している。それならば、アメリカ救済計画を考案する必要がある。50州あるから、各国で分割統治になると思う。国連による信託統治。 ただ、連銀は残る。「米国国債は紙くずになるが、ドル紙幣は不滅です」・てなこ…

アメリカという大きな精神病院

めだかの学校では誰が生徒か? 先生か? 分からない。精神病院も誰が医者か? 患者か? 分からない。 町山智浩さんがTBSキラキラでレポートしていたのだが、女性用バイアグラを開発しようとある製薬会社が計画をした。それだけで株価が上がって、社長はその…

人類史を1万年単位で考える時代

TBS国会担当・武田一顕記者のレポートは面白い。中国事情に通じていて明快である。彼は言う、「この100年を見ると日本は優位だったが、1000年単位で見ると中国が主流になる」その通りである。しかし、私は言う、「では、1万年単位なら、どうなるのか?」多…