2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

東京に大地震が起こったら

小学校1〜4年の担任の先生がよく話していたことなのだが、「関東大震災のときに東京に居た」「人が逃げるのと反対の方向に逃げた」「人と同じことしていたら死んでしまう」その先生の専門は美術で、また、山男だった。当時(昭和30年代)としては珍しくス…

7月も終わる、水無月20日

大暑真っ只中、暑いのは当然、7月も終わる。この暑さ、楽しまなくては! 7月に入って、まだ、梅雨だった。梅雨明け宣言は17日、梅雨明け10日は暑いと久米宏が言っていたのだが、その通り猛暑となった。「ミンミンと蝉も鳴けない猛暑かな(巡)」 参議院選…

「政局数合わせ」より「政策すり合わせ」

社民党の瑞穂ちゃん外しが騒がしい。連立復活と衆議院で3分の2が確保できるという。 国民の意志、民意は「政局の数合わせ」より「政策のすり合わせ」である。そのためのねじれ現象で、これが分からない頭の古い人たちがただ、騒いでいる。

押尾と平野の関係

サイゾーのサイトに押尾のことが書かれていたのだが、事件直後に電話をした相手にどうやら平野?が居たらしい。小沢の知恵袋である。森の息子の噂を小沢サイドの人間が流していたが、これは平野隠しの為かもしれない。 政界は狐と狸の世界である。小泉・狐と…

プロテスタント史観というマインド・コントロールを解く

世界観という言葉を発明したのはヒトラーである。戦後、アメリカによってカトリックよりプロテスタントの方がレベルが高いという刷り込みがなされている。 しかし、存在論において、カトリック神学の方がはるかに本質をついている。

Be 動詞について

ポルトガル語には Be 動詞が2つある。存在の Be 動詞と状態の Be 動詞である。英語での「to be, not to be, that's a questin」を「在りますか、在りませんか、それが問題です」と訳す人も居るし、「生きるべきか、死すべきか、それが問題だ」と訳す人も居…

小沢グループの多数派工作

いろいろな噂が飛び交っている。小沢グループが野党各党各派を含めて多数派工作をしているという。鳩山には「もう1回首相をやれよ」と言い、森善朗とは阿吽の呼吸でウインクを送っている。 去年の今頃、覚せい剤騒ぎがあった。あれは、大物政治家のバカ息子…

用済みになった新聞記者達

政権交代でマスコミに関わる人たちが期待していたこと、それは情報公開だった。記者クラブという閉鎖集団が解放されると期待した。しかし、それは平野官房長官(鳩山内閣)により拒否されてしまった。 記者クラブ解放は8年前から検討されていたのだが、実現…

お盆と素麺

お盆というと仏教というイメージだが、仏教には霊魂という概念がない。麦がとれて、粉にして、素麺を作る。米⇒餅⇒正月だが、麦⇒素麺⇒お盆。 お米と日本文化についての考察は多々あるが、麦と日本文化の考察、聞いたことがない。

舌状台地の尾根道を歩く

日吉辺りの舌状台地、標高40mくらいなのだが、南生田から百合丘辺り、どれくらいの標高なのだろう? 多摩ニュータウンだと100m以上はある。その中間くらいだから50〜80mくらいだろうか? 百合丘は団地族発祥の地で半世紀の歴史がある。

私の原風景

ニューギニアの原住民・高地人のレポートが朝日新聞に連載されたことがあった。45年ほど前のこと、記者の名前は本多勝一。面白く読んだ。で、私のルーツだとも思った。 ここに西丸震哉も行っている。彼の紀行文も面白い。

富国有徳

昔の言葉には含蓄がある。小渕首相が標語にした。

後頭部を冷やしながら

高校時代、日記を書いていた。浪人中を含めて4年間書いた。今、平成16・2004年からブログを7年書いている。 文章を書くと自己嫌悪が付きまとう。文章を書き続けることが出来るというのは異常性格者だと思っている。先ず、露出狂であって、それ自体病的であ…

大暑は23日

今週の金曜日から大暑。夏本番になる。立秋は8月7日、文月は10日から、3週間で秋になる。

7月16日という記念日

3日遅れで思い出した。7月16日を記念しようと思っていたのだが、完全に忘れていた。2つある。1つはネバダで原爆実験がなされた。1945年。もう1つはヒジュラ・メディナ・聖遷、イスラーム出発の日。622年。 日本は唯一の被爆国だと言われているが、もう…

自意識とは

鏡の中に写っている自分のこと。

東アジア人という自覚

楽天で杉山巡と名乗っている。「杉山さん、日本人ですか?」という質問を時々受ける。はてな・の・HIROMITIさんのブログを読んでいて、私はやはり日本人ではないな〜と思うようになった。 私のルーツは2分の1沖縄、4分の1大阪、4分の1近江・滋賀である…

にぎにぎを役人の子はすぐ覚え

江戸時代に作られた川柳で、これは直ぐに発禁になった。本当の話、闇に葬られる。 その一例として、統一教会の幹部が逮捕・起訴された裁判でのこと。昭和45・1970年の9月に世界反共連盟(WACL)の大会が東京で開かれた。この大会の実質的な推進団体が統一教…

政治家と官僚について

民主党は激しく官僚批判をしていた。彼らが政権をとって、何が起こるか? 結論から言うと、全くの肩透かし。元大蔵官僚が新興の通産・運輸などの官僚を批判、官僚同士の勢力争い、それに利用されただけではないか。大蔵省出身の政治家、池田・福田・野田が三…

猪瀬直樹「ミカドの肖像」、永井路子「岩倉具視」

永井の本は「陰謀史観業界」に衝撃を与えた。 孝明天皇を暗殺して15歳の明治天皇たてた、こういう噂が明治初期から囁かれていた。この情報を正式に歴史家が問題にしだしたのは戦後の事で、それはアーネスト・サトウの日記に書かれていたからである。サトウの…

大正時代に興味を持った理由

大宅壮一の絶筆に「炎は流れる」がある。大正時代とは何か? それに迫るために乃木大将の自決から時代を遡って赤穂浪士に討ち入りまで。現代(1966年)から大正時代へ、その途中で彼は死んでしまった。60年代中頃、沖縄の本土復帰が大きな時代関心だった。 …

政権交代で見えてきたこと

京都のお公家集団と関東・九州の武家集団、この対立・共存・交代がこの日本の1000年でした。鎌倉幕府は関東で組成しました。これが建武の中興で壊滅、足利は関東勢ですが、敗北して九州に流れて、熊本の菊池衆の後押しで、京都に幕府を造りました。これは信…

38歳にして惑わず

孔子は40にして惑わずと言った。ここに38にして惑わずと決意表明した人が居る。小島慶子である。ラジオ・パーソナリィーに徹するという。 彼女のエッセーを読むために月刊・文芸春秋8月号を買った。¥780.

眠れぬ夜の小島慶子

時に眠れない夜があるのだが、小島慶子というTBSのアナウンサーとお喋りをしている。私と同じように彼女とお喋りをしている人、全国に5万人くらいは居るだろう。新人の頃から知っている。日曜の午後、ダブル小島(もう1人、小島という男性アナウンサー)で…

新しい情報との出合の場

ラジオである。休みの日にしか聞けなかったのだが、最近ではポッドキャスティングで欠かさず聞きたい番組のコーナーを聞けるようになった。TBSが多い。朝から、森本毅朗のスタンバイ、朝刊読み比べは毎日聞いている。あと、水曜の森田さんと金曜の小沢さん。…

ブログ7年

ブログを始める7年前は、文章と言っても同人誌に書くくらいで、昔は、新聞記事なども書いていて、それなりに社会に対してオピニオンを、と思っていた時期もあった。 しかし、心筋梗塞になって、リハビリの延長線上で警備員をやっていて、職場であった多摩ニ…

アメリカ独立記念日

銃規制、アメリカの憲法で禁止されている。国民は民兵を組織する権利を有する。それは政府が腐敗・堕落する可能性があって、それを改革・改善するのは国民の権利であるという。そのためには銃を持って立ち上がれ! これがアメリカの憲法であり、1776年7月4日…

機密費の暗躍

対談「中国を考える」文春文庫:司馬遼太郎と陳舜臣の対談である。この2人、大学時代から交友がある。大阪外国語学校、司馬は蒙古語、陳は印度語、大阪と神戸。 私は若い頃から、この陳舜臣に共感するところが多く、司馬の本を熱心に読むようになったのは最…

ポスト内田樹

内田樹の次は原武史。今週のアエラ、原武史が特集で取り上げられていた。巻頭言は内田樹。フランス現代思想も新鮮味がなくなって、一部回顧趣味の人たちの慰みものになっている。 松本清張、小倉の人である。日本の謎、ヘソは小倉だと思っている。