同人誌で小説を書いた体験から
15年ほど同人誌に寄稿していた時期があった。別に文学少年ではなかったし、自分で小説を書こうと思った事はなかった。ところが、ひょんな事から45歳を過ぎてから小説を書いた。
小説には男も女も登場する。男は普通に書けばいい。女をどう描こうか? 身近な女性を外から観察してもその内面は描けない。しかし、不思議なことに人物設定をすると「小説内人物が勝手に動き出した」ほとんど精神分裂状態というか? 私はただ彼等の言動を文字にするだけだった。
その中で一番活発に動いたのは女だった。それは誰か? というと自分だった。
文学者の内面をのぞくと、それぞれの異性が活躍している。
「男は男、女は女を表現しろ!」というのはお子様ランチで、早く卒業して、大人の世界に来てみるのも良いと思っている。