人類史を1万年単位で考える時代

 TBS国会担当・武田一顕記者のレポートは面白い。中国事情に通じていて明快である。

彼は言う、「この100年を見ると日本は優位だったが、1000年単位で見ると中国が主流になる」その通りである。

しかし、私は言う、「では、1万年単位なら、どうなるのか?」

多少、中国の歴史を勉強した。中国の間違いは秦の始皇帝にある。当時、中国は全国を九州と称した。九つの国があった。それを秦の始皇帝が統合した。その無理を2000年以上してきた。これからは、国を九つに分けて、緩やかな連合体としての合衆国を作れば良い。

 今、私は長津田という多摩丘陵に付着した舌状台地の突端に住んでいる。ここは1万年前から人が住んでいた。住居跡の遺跡があって、その横に大石神社がある。一昨日、その神社でお祭があり、神輿が戻ってくるのを大太鼓を叩きながら迎える。神社は1000年の歴史だが、その大太鼓を叩くのは最近のことらしい。