2010-01-01から1年間の記事一覧

戦後をリードした満鉄・物産文化

東大の人が大学というと東大を意味します。塾というと慶応で専門学校というと早稲田です。三井物産の人は自分達の会社を物産と言います。関連の会社が皆、三井〜と名乗っていますから、物産といわざるをえないのかもしれません。 マグロのトロは脂が強くて昔…

六甲の山の雪

大阪からも六甲の山の雪が見えた。私は中学・高校と電車通学をしていたのだが、南海・汐見橋線津守駅から乗っていた。50年前のこと、大きな高い建物がなかったので、海の向こうの六甲山が見えていた。 大阪・京都・神戸とお互い個性的な街で、それぞれお互い…

秦の始皇帝の間違いについて

中国は昔、9つの州から成り立っていた。だから、自分たちのことを「九州」と称した。それを秦の始皇帝が統合して皇帝となり、1つの国、中国となった。これがそもそもの間違いだった。 9つの国がお互い連携すれば好いことで、無理に統合する必要はない。 …

杉山史観はパンパン史観

私が小学校3年のときに、昭和31・1956年ですが、「学校で学んでいること」全部ウソではないのか? と思い始めたことがありました。日本がアメリカと戦争して負けた事とか、そう疑いながら、自宅近所の商店街を歩いていると、前方にパンパンと後ろ指を差され…

私のドイツ語の先生は

私のドイツ語の先生は慶応大学の法学部を出た人で、普段はドイツに住んでいる。時々、日本に帰ってきて、つかの間、自宅でドイツ語を教えている。私も数ヶ月習いに行った。テキストは関口在男で、読んでいると、「その発音、この前行ったスイスの山奥の郵便…

私が習った歴史の先生

母親から:母は大阪の人で司馬遼太郎とは同じ塩草小学校、歳は3つ上なので3年間は同じ時期通っていたことになる。母から聞いた歴史は仁徳天皇の「民のかまど」の話、これは学校の宿題で母親から聞いた話を作文にすることだった。 母は沖縄の戦争の話をした…

皇国史観とは日韓合邦史観

朝鮮の歴史に武家政権がなかった。その兆候(崔氏政権)はあったのだが、蒙古・元の侵略と戦って、珍島から斎州島まで退いて抵抗したが消滅してしまった。だから、日本のように鎌倉から江戸までの武士による政治運営がなかった。 武家政権とは(体育会系+理…

お米が主食という間違いについて

稲作は縄文人の「お遊び」からはじまったという人がゐる。私も賛成である。24節気の一つに芒種というのがある。稲のような穂先のある植物が育つ頃という意味で、6月6日頃から夏至に至るまでで、丁度、今の季節である。 稲が南方から伝わったのであろうが、…

田中義一の独り歩き

田中義一という総理大臣がいた。張作霖爆殺(奉天事件)で昭和天皇から叱責、総辞職した。2か月後、彼は持病の狭心症発作で死んだ。 彼が作成したという「大陸侵略計画」が文書として中国で作られ、それがドイツでも秘密資料として出回っている。これを根拠…

ドイツの二枚舌外交

「今度はイタリア抜きで・・・」とドイツ人が日本人に言うそうだ。これは庶民レベルの善意である。 ドイツは表では日本と同盟をしていたのだが、裏では中国に軍事・経済援助をしていた。中国人がドイツ軍に好意を持ったのは義和団事件以来で、日本軍は軽蔑さ…

日本が戦争に引きずり込まれた要因

大東亜・太平洋戦争に日本が引きずり込まれた要因3つあると思っている。朝鮮・沖縄・広島の3つである。3つともそれぞれ天罰を受けた。歴史の神は公平である。 朝鮮の併合は明治43・1910年8月22日である。正式に日韓合邦と言おう。日本は朝鮮に今のお金で…

徳川家康の命日

【平成22・庚寅】Sonntag/卯月17/庚辰/小満/双子座 今日は家康の命日。正月、テンプラの食べすぎで食中毒、それで死んだという説が一般に流布されているが、それは回復して、持病の胃がんで卯月17日に亡くなった。元和2・1616年のことである。 食中毒死が流…

TBSラジオ・アクセスについて

TBSラジオでアクセスという番組を11年半やっていた。平成10・1998年10月から平成22・2010年4月2日まで。それが終わって今、Digという番組に引き継がれている。 この趣旨の番組はそれ以前、文化放送で「本気でドンドン」という番組があった。梶原茂が司会で…

桶狭間の嘘・フィクションについて

5月15日は織田信長が桶狭間で今川義元を討ち取った日である。だが、これに関する一連の物語は嘘・フィクションであるという。信長の側近が書いた「信長公記」を元に江戸時代になって小瀬甫庵が「甫庵信長記」で面白く話を脚色した。この本の序文を書いたの…

歴史を面白く語るということについて

歴史の話、面白くない。資料があって、それをどう解釈するか? 語っている本人は楽しいみたいなのだが、聞いている当方はつまらない。まず、その話題自体に興味がない。 しかし、司馬遼太郎が登場することで歴史が面白くなった。だが、あくまでも解釈の面白…

朱子学の系譜

敗北を正当化する学問が朱子学である。 伝統的な中国は元によって滅ぼされた。江戸時代の日本は士農工商という職能による階級社会だったが、中国の場合、士商工農という政治家と商人が強く結びつく社会を造っていた。 商人はアラビヤ人やインド人であって、…

丸型ポストと世田谷線

丸型ポストが好きである。鎌倉の街角でよく見かける。小平では商店街をあげて撤廃を阻止しているという。古くてもその機能を果たしているものは残して欲しい。 世田谷線や江ノ電など、地元の人たちの生活に密着している。京王線利用のとき、帰りは世田谷線を…

原宿発かわいい系ファッション世界を制する

美輪明宏が「薔薇色の日曜日」という番組をニッポン放送でやっている。日曜朝7時から15分間だが、無駄のない世評で、今日(5/2)は「原宿発かわいい系ファッション」が欧米のアパレル企業から注目されているということだった。 日本には江戸時代から、お姫…

2010年5月の予定

世間では大型連休が話題になっている。しかし、当方では無給休暇、約2週間の予定である。で、ぼやあ〜としている。今のとこと「安住紳一郎」の番組をポッドキャスティングで聞いている。全部で約70時間。 NHKの合唱コンクールのことを知った。今年は10月9…

5兆円の使い道

ラジオ(TBS)に竹中平蔵が出ていた。木村剛の番組である。「5兆円、子供手当てより法人税40%→20%に使った方が有効である」 諸説ある。 今度の参議院、東京地方区、第三の党が勝つだろう。

既に日米安保は破棄されている

青山繁晴情報:三沢の米軍基地から核搭載可能の戦闘機が撤収された。これは有事の際、北朝鮮への核攻撃をしないというアメリカの意思表示となる。 核の傘がなくなったので、これからは北朝鮮の核の傘に入るつもりなのだろう。

「沖縄はひどすぎますよ」朝日記者の発言

基地問題での朝日新聞の記者の発言だそうだ。私はこれを聞いて同感する。 そうだよな〜、「車のガソリン・タンク、ほとんど空っぽにして、基地に行って、満タンにして出てくる。だって、値段、三分の一だから」 基地反対運動が盛り上がると、基地使用料が値…

松陰と実朝の月命日

松陰は10月27日、実朝は1月27日、今日は如月の27日、この2人、若くして死んだ。一人は処刑、一人は暗殺、この二人、もう一つ共通点がある。日本を抜け出して海外で見聞を広めたいという願望を持っていた。 彼らの志は今の若き人たちに受け継がれている。

デカルトという助平オヤジについて

デカルトはスウェーデンで客死している。その死ぬ状況説明に疑問を持っている。私の邪推は「腹上死」だと思っている。相手は高貴な女王様。 彼の哲学の行き着き先として、相応しい、また、羨ましい事であって、別に、批判しているわけではない。 この余りに…

妄想という安全弁

私には誇大妄想の傾向がある。恋愛妄想も持っているかもしれない。妄想という勘違い人生を送っている。ある時期、文章を書く仕事をしていた。それなりの手ごたえがあったが、自分の精神力がそれについていけなかった。 もう、文章を書くこともないと、思って…

被害妄想と誇大妄想について

警備員の仕事の一つに現場の前を通りすがる人々にどう対処するか? この「通りすがり」、「通り過ぎる」ではない、この「ぎ」と「が」の違い、こちらに「係ろう」という気持ち・感情を持っている人たちのことである。 ブログでもこちらの書いていることに「…

鎌倉・八幡宮の大銀杏

昨日(3・13)八幡宮に行った。実朝を偲ぶためである。大銀杏の側で偲びたかったが、10日に木が倒壊、その修復作業中で遠くからしか見れなかった。ただ、小さな子供を連れた若いお母さんが「あの木はね、暗殺するために・・・」と実朝のことを子供に語ってい…

62歳という節目

横浜に引っ越してきたのは7年前の4月末で、5月から8年目になる。その時は55歳だったことになる。気分はずっと28歳だった。ブログを書き始めて自分の年齢を自覚するようになった。 28歳を28年続ければ56歳になる。年々、やはり体力は落ちている。 今年は…

「はな」と「ひ・ふ・み」

一を韓国語で「イル」または「ハナ」という。ハナ肇という俳優がいたが、面白い符丁である。 日本語で一、二、三、「いち」「に」「さん」だが、「ヒー」「フー」「ミー」ともいう。このヒーフーミー、英語の「he」「who」「me」と対応する。彼、誰、私。バ…

荒野と星空

荒野の好きな人はナルシストだという。私はナルシストかもしれない。 ただ、荒野も日の出から真昼、夕陽、たそがれ、そして、深夜、星空が広がる。月の動きも気にかかる。 荒野は空とセットになっている。 私の好きな荒野は星空とのセットである。月は出てい…