被害妄想と誇大妄想について

 警備員の仕事の一つに現場の前を通りすがる人々にどう対処するか? この「通りすがり」、「通り過ぎる」ではない、この「ぎ」と「が」の違い、こちらに「係ろう」という気持ち・感情を持っている人たちのことである。

 ブログでもこちらの書いていることに「それは妄想だ、被害妄想、あるいは、誇大妄想」と読者の判断を押し付け気味に擦り寄ってくる。警備員の鉄則として「トラブルを起こさない」という観点から、「私のブログに関心を待っていただき、ありがとうございます」と丁寧に突き放すことが、肝要である。

 ただ、この「突き放し」を愛情表現と錯覚する人たちが居る。この人たちはほとんど恋愛妄想の人たちで、どう表現しても自分の都合の良い解釈をする。で、一切、「係らない」という拒否の態度、「受け取り拒絶」を表明しなければならない。

 それでも恋愛妄想の人たちはこの「拒絶」をも愛情表現として受け取っている。

 自分の目標・お気に入りを明確にして暮らしを楽しむ、それが他人から見て「被害妄想や誇大妄想」だとしても、その目標に徹する。それが自分の場・すきま・空間を創り出す方法だと思っている。