後頭部を冷やしながら
高校時代、日記を書いていた。浪人中を含めて4年間書いた。今、平成16・2004年からブログを7年書いている。
文章を書くと自己嫌悪が付きまとう。文章を書き続けることが出来るというのは異常性格者だと思っている。先ず、露出狂であって、それ自体病的である。しかし、この病気も芸能の域に達することがある。それは偶発的というより導師というか、良きコーチに出会うことである。
テレビが普及する前は紙芝居屋のオジサン達がスターだった。テレビのことを電気紙芝居と称した人がいたが、いい得て妙である。昔は村芝居があって、仮面を被って踊りを披露した。そこに旅芸人達がやってきて、共同体から逸れた人たちを吸収した。その頂点に歌舞伎役者や大相撲が居た。
私はテレビを見ない。ラジオだけである。ラジオには放送作家がいて、いわゆる、脚本がある。そこに、フリートークが加わるのだが、放送作家の戦略を超えてはならない。
ラジオを聞きながら、どの程度の放送作家であるのか? 面白くなければ聞かないだけである。