基地、リニューアルのための悪魔のシナリオ

 技術革新が進んで、何事もリニューアルが大切です。軍事基地もその例外ではありません。あるものを壊すのは大変な手間ですが、軍事基地の場合、事は簡単です。

 敵に攻撃させて壊せば良いのです。そういう状況を作って、敵に攻撃させる。

 米軍がグアムに引っ込むのは沖縄を空にして、中国に攻撃をさせて、その後の基地建設を日本に作らせる。これが悪魔のシナリオです。日米戦争でこれは実践済みです。日本軍に滑走路を作らせて、使用可能になったら・コンクリートが乾くのを待って、ゴッツアンですと米軍が占領、その滑走路から日本本土爆撃のB−29が飛び立ちました。

 海軍は脳足りんです。戦後、アメリカが日本と軍事同盟を片務条約にしているのは日本人を信用できないからです。太平洋戦争の戦争のやり方を見たら、米軍将校は、特に作戦参謀は悩むでしょう。どうして、こういう不合理な動きをするのか、理解できない、それが帝国海軍の実力でした。

 文系の新聞記者たちはもっと脳足りんで、学徒動員でチョットだけ戦争体験をした連中を持ち上げて戦後世論を作ってきました。もうそろそろそういう連中はお引取を願って、現実に対処するときが、来ました。