朝鮮はロシアへの手土産

 角田房子さんの「閔妃暗殺」に書かれていたのだが、李鴻章はロシアのエージェントで手土産に朝鮮をロシアに渡そうとした。それが、日清戦争⇒朝鮮の清国からの独立⇒日本の支配権⇒露・仏・独の三国干渉⇒日露戦争でロシアの完全勝利というシナリオが狂ったという。

 司馬遼太郎李鴻章が率いる海軍・戦艦が全く無力だったのが不思議と書いていたのだが、国際社会の遠謀術策、知れば知るほど奥が深い。

 政権交代でいろいろ出てきているが、さて、本当の処は?