海軍主計官という立場

 私は警備員になって、12年目なのだが、新米の頃、先輩に「元海軍主計官」だった人が居た。「中曽根さんの後輩ですか?」と聞くと、「そうなんだよ」と喜んでくれた。彼から私は敬礼について教わったので、海軍直伝の敬礼を毎日やっている。

 彼は近眼で現場に出れず主計官となったのだが、彼の父親も海軍の将官で、自宅横の道場で、彼は父親から「この軟弱な奴」と竹刀で何度もぶったたかれたという。

 中曽根さんにも「軟弱な奴」とぶったたく誰か? 居たのだろうか?


 原子力をエネルギー政策の基本に置いたのは中曽根さんである。戦前、石油包囲網で戦争に突入した、それを反省して、自前のエネルギー確保、それが究極命題となった。

 戦後、主力は石炭だった。それが昭和30年代、石油に切り替えられていった。そのころから原子力という提案を中曽根さんはしていた。70年代に入って、オイルショック、このころから本格的に原発が出来上がっていった。

 また、中曽根さん、地震予知にも力を入れていた。この地震原発政策の足元を揺るがしている。

 永久エネルギーはオカルト界の十八番(おはこ)で、情報機関関係者とオカルト人脈、重なっている。ある神社に集まる面々、満州からの引揚者が多く、ほとんどが満州国で情報関係に関わってきた人たちだった。もう、20数年前のことで、その人たち、ほとんど鬼籍に入っているだろう。


 さて、これからどうするのか?