防寒着がいる春の日々

 四月朔日と書いて「わたぬき」と読む姓の人が居る。旧暦で4月1日に防寒具の綿を抜いて、一重の着物に仕立て直した、その習慣に由来しているという。

 だから、弥生いっぱいは寒い日があるということで、今年は5月3日がその「四月朔日・卯月一日」である。まあ、連休まではコートが必要な日があるということである。

 春一番が吹いても如月、寒の戻り、花冷えと寒い日の表現は多数ある。



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