東京見物の日々

 今年に入って、仕事の行き先、八王子・高幡不動2日、新橋、八王子・片倉2日、世田谷・桜新町、大田・萩中、世田谷・桜、茅ヶ崎2日、大田・大鳥居2日、三田、田園調布、四ツ谷2日、江戸川4日、二子玉川7日、大塚2日、北青山、南青山、新小平。

 東京に住んで36年になるが、気分は旅人で「東京見物の日々」を過ごしている。

 東京に、最初に来たのは中学の修学旅行(昭和37・1962年)で、青山3丁目のホテルで宿泊した。窓から見える石垣の向こうに皇太子が住んでいると級友から聞かされても信じられなかった。表参道のケヤキ並木、太くて大きい木を見て「さすがは東京」と感心した。

 その次は19歳(昭和42・1967年)のとき、渋谷・東急本店が建設中だった。45日居た。東中野・東十条・世田谷松原などで宿泊した。その後、金沢・岐阜に8年ほど居て、昭和49・1974年の冬至の日の夜行で東京に来た。

 はじめ半年ほど練馬・富士見台に住んだが、後は東急沿線で、36年。