秋晴れの朝

 日曜日、秋晴れの朝、今日は団地の草刈の日。2時間ほど。

●猿と人間の違いについて:岩波新書に「人間はどこまで動物か」という本がある。昔・高校時代・45年前・読んだので今も発行されている?かどうか?知らない。ナチスユダヤ人虐殺からこの本が書かれたという。

 この本によれば、知能において、人間の赤ちゃんが猿を追い抜くのは1歳の誕生日が過ぎてからだという。この1歳までの期間、母親に抱かれて「人間としての機能」が成長するのだという。カンガルーと共通している。

 古代人では「あいつは猿だ」というのは褒(ほめ)言葉だった。近現代になって、侮蔑の言葉になった。

 やはりデカルトの「我思う故に我在り」という思考重視からなのだろう。

 デカルトスウェーデンで死んだ。綺麗な女王様・のりピー風・の招きでオランダから行った。軍艦が迎えに来たという。今なら政府専用機というところか。真冬に早朝からの講座という無理がたたったという、54歳。

 何があったのか? 不遜な妄想をしているのだが、「我ときめく故に我在り」という命題に行き着く前に心臓が止まったのかも知れない。